災害とキャンピングカー

2016年8月、北海道を強烈な台風が襲いました。

その時、函館では珍しく自治体による避難勧告が出ました。

我が家には2匹の犬が同居しています。

そのため、自治体が指定した避難所に行くことはできません。

暴風雨が吹きすさぶ中、犬とともに震えながら嵐が過ぎるのを待ったのです。

幸い被害はなく(停電もなかった。)、安全は保てたのですが、我が家は海岸近くでもあり、波及的に地震と津波の被害が想定されてしまうのでした。

そんな時、思いついてしまったのです。

犬とともに避難できる場を作ろう!!それはなんだ?そうだ、キャンピングカーだっ。

で、買っちゃいました。

古いんですけど、レジャー用じゃなくて、動く避難小屋なんだ、贅沢は言ってられない・・・ということで意外とスムーズに現車を探し出しまして、大阪の業者から買い付けて名古屋からフェリーにのせ、運んできました。

それから2年、災害らしいことは何も起こらず、宝の持ち腐れみたいな状態が続いていたのですが(レジャーキャンプでは、十分活躍していましたが・・・。)、2018年9月6日、ついにその時がやってきたのです。

自宅で就寝中の午前3時過ぎ、けたたましい携帯キャリアからの警報音。それが鳴った瞬間に停電。

ラジオで情報収集。津波の危険はないと判断し、その後の対策を考えました。

停電のタイミングから、給電施設のトラブルを起因とした電源喪失と考えた私は、長時間の停電を覚悟しました。

夜明けとともに、「動く避難小屋」を起動。冷蔵庫にガスの火をともします。この冷蔵庫はLPGを熱源とする吸熱式と呼ばれるアンモニアを媒体とするもので、電力を一切必要としません。

また、太陽電池で充電できる電源装置もあり、家庭用のテレビなどは稼働させられます。また、我が家では、常に非常用飲料水や食料もある程度積み込んでありますので、安全な場所まで移動して事態が収拾するまで安心して過ごすことができるわけです。

えてして、夫婦二人と犬2匹は、停電解消までの3日間を悠然と過ごしたのでした。

こうしてみると、キャンピングカーという奴はけっして贅沢品ではありません。

大きさや車種にもよりますが、自動車税は5万円程度、2年に一度の車検費用も11万円から15万円位です。

車庫証明のためや定位置とする駐車場が必要ですが、そうしたネックをクリアできるのであれば、準備する価値はありますよ。

平時は家族旅行で活躍することを考えれば、安いもんです。

ただ、車種や形状の選定時は、経験者によく話を聞いてくださいね。あ、あと、燃料はいつも満タンで。



災害発生時に役立つもの

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする