噴火湾の活火山たち




災害発生時に役立つもの


内浦湾が噴火湾と呼ばれる所以がこの山たち。

このほかにも海底にも休火山が潜んでいる。

噴火湾は過去に、湾そのものがカルデラに海水が進入してできた地形といわれたこともあるが、実際は違うらしい。それだけの噴火口に見合うだけの噴出物が見当たらないためだ。

現在は、多くの火山に囲まれているので、噴火湾と呼ばれるようになったとのことである。wiki

このページで記載するのは、景観や観光の情報ではなく、各火山の噴火の可能性や危険度についての情報である。

樽前山 標高1040m

前回の大きな噴火は、1909(明治42)年 、マグマ噴火し、溶岩ドームを形成した。その後は水蒸気爆発を繰り返している。火山性微動は常時観測されていることから、登山は禁止され、積極的に火山活動の観測が続いている。wiki

有珠山(737m)と昭和新山(398m)

前回の噴火は2000年(平成12年)。ほぼ30年ごとの噴火を繰り返している。北海道大学による噴火予知研究が進んでおり、ほぼ、予知は成功している。観光と活火山が見事に共生する地域でもある。wiki

昭和新山も有珠山噴火活動の一部と考えることができる。地表に溶岩ドームを形成した、有珠山の活動の一つであろう。その生い立ちは、書籍「昭和新山 その誕生と観察の記録」(三松正夫)が詳しい。wiki

駒ヶ岳(1131m)

前回の大きな噴火は、1942年(昭和17年)。函館まで噴石が飛んだという証言もある。もともと、1700mほどあったといわれる山容だったが、1640年(寛永17年)の大噴火で山頂部分が崩壊し、今の形になった。この時の噴火では、土砂が噴火湾に流れ込み、対岸に大津波を発生させたとの記録がある。最近は小規模の水蒸気爆発を数年ごとに起こしており、観測体制が継続している。wiki

恵山(618m)

険しい溶岩ドームを形成していることから、さぞ、活動も活発化と思いきや、有志以降の活動は穏やかだ。噴出物の地層調査から、数千年ごとの活発な活動があるとの説はあるが、確かではない。海岸部に近いことから、山体崩壊がもし起きれば、津波の発生の予見は容易であろう。wiki

羊蹄山(1898m)

最後の噴火は1000年前といわれている。約4,000年前の噴火では現在の俱知安町市街の一部まで溶岩流が到達したといわれている。

現在、入山規制はほぼないが、岩石崩壊による土石流には注意が必要。

wiki

恵庭岳(1320m)

有史以降の火山活動の記録がなかったため、休火山として認識されていたが、1981(昭和56)年 に、群発地震があり、その後、1991年に気象庁により活火山に指定。支笏カルデラの外輪の一つである。wiki

羊蹄山は、噴火湾からは遠いが、参考までに。このほかにも近隣には、ニセコアンヌプリなどの活火山があります。また、函館山は休火山ですし、湯川温泉の沖合には海底火山があります。噴火湾にも未知の海底火山が潜んでいてもおかしくありません。

日本列島、どこに行っても安全と言い切れる場所はありませんけどね。

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