インドの手食文化




~インド人がごはんを手で食べるのは何故か?~ 

今でもインド国内では手食文化が残っています。
その数はインド国内のおよそ40パーセントほどということです。
ヨーロッパでも18世紀ころにパスタが出てきたころに初めてフォークが作られ、それまでは手食文化だったようです。
考えてみればイギリスが発祥だとされるサンドイッチ、日本ではおにぎりやお寿司も手でいただきますね~。
別にインドの人たちが手で食事をするのが特別なことではないように感じてきました。
でも・・・?
やっぱりあのトロッとしたカレーをなぜ今でもスプーンでなく手で食べるのか?
その謎に迫りたいと思います(⌒∇⌒)

まず、多くの方が知るであろう食事に使うのは絶対「右手」です!
左手は用を足した後に使うためインドでは「不浄な手」と言われています。
それに対し右手は「聖なる手」と言われるそうです。
インドの人たちはその手食文化ゆえかとても手の清潔さに気を付けているそうです。
よってたくさんの人が使った食器より自分の手の方が清潔なのは確実。
だから手で食べるのだと答えるインド人もいるくらいなのです。

そして、信仰心の篤い国民性からなのでしょうか。
食事は神様から与えられたもの。
だから道具を使うと失礼にあたるという説もあります。

またこちらはちょっと科学的な意見ですが。。。
指と脳の神経は繋がっているから指で食べると脳がより旨味を感じるという説も。
そう・・・ここで一つ覚えたことがあります。
私たちは手で食べていると思っていますが、正しくは彼らは「指」で食べているのですね~。
親指と人差し指、薬指の3本の指先と第二関節までしか使わないのがマナーだそうですよ。
そして慣れるまではとてもそれが難しく、きれいに食べられるようになるまでは訓練がいるみたいです。

さて、調べてみてわかったのは北インドの人たちは食器を使う人が多く南インドでは手で食べる人の方が多いということです。
ここで面白いことがわかりました。
南インドと言えばインド伝統医学「アーユルヴェーダ」発祥の地。
このアーユルヴェーダの考え方が大きく手食文化と関係しているのです。
それは5本の指は5大元素(火、風、空、地、水)を表すとされ、食材とその要素が調和され良いエネルギーとなって体内に取り込まれるというものです。
所説ありますが、私としてはこの考え方が一番納得のいくものでした。

今回インドの手食文化を調べてわかったことですが、インドの人たちはとても食べることを大事にする国民なんだなぁということです。
手で触感を楽しみ、口で味も食感も楽しむ。
食育でも赤ちゃんの離乳食を積極的に手で食べさせることを推奨しているようですね。
インディカ米とカレーを指先で上手に混ぜてぽいっと口に放り込む。
いつか試してみたいと思います(⌒∇⌒)。
by miho




日本のカレー 完全攻略目論見 index


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする