おい、おまえら、次亜塩素酸ナトリウム水溶液と次亜塩素酸水は全く違うものだからな、マジ、注意!!

消毒用アルコールの不足により、最近注目されている要素が二つある。
一つが、「酒造メーカーがつくるアルコール濃度が高い酒」であり、もう一つは、「次亜塩素酸」という聞きなれない言葉だ。



「酒造メーカーがつくるアルコール濃度が高い酒」は、石川県の小さな酒蔵が規制に風穴を開け、最初に開発しました。厚生省は、特に医療機関向けの流通を許可し、国税庁は、税法上の優遇措置(商品としては酒類だが、酒税を免除する。)を認めたが、まだまだ、市中に流通するまでには時間がかかりそうです。

そこで注目を浴びているのが、「次亜塩素酸水」と「次亜塩素酸ナトリウム水溶液」です。物質表示名が似ているので、混同しそうですが、性質に大きな差があるので、注意が必要です。


【次亜塩素酸ナトリウム水溶液】について
・次亜塩素酸ナトリウムの粉末を水に溶かして作ります。
・塩素系漂白剤として普通に売られています。
たとえば、花王の衣料用の「ハイター」と台所用の「キッチンハイター」がこれにあたります。
花王のサイト

人体に有害な場合があります
PH8以上の数値を示す強アルカリ性です。
金属を腐食させます。
殺菌力は強大です。ドアノブや手すりなどの消毒に用いると効果的なようです。
目に入らないように注意してください。スプレー散布や、加湿器などでの空気中散布は厳禁です。
塩素系漂白剤を酸性溶液と混ぜると、塩素ガスが発生するので危険です。
肌につけると、炎症を引き起こすことがあります。肌についたら、真水でよく流してください。
【次亜塩素酸水】について
生成器によって、食塩水を電気分解して作ります。
PH6程度の弱酸性です。
殺菌力は強大です。
安全性が高く、店舗の清掃、加工場の洗浄、雑巾の消毒、洗濯機の掃除•消毒、便器•便座の消毒、調理器具の消毒などに使えます。
食器、家電、調理場、ベビー用品の消毒、義歯の洗浄•消毒などに使えます。
多くの歯科医院が、処置後のうがい用水としても使ってい ます。
厚生省は、次亜塩素酸水を手指消毒に活用することについての有効性が確認されていないと言っています。(政府見解)
不安定な物質で、塩化水素を放出しながら徐々に分解します。(長期保存はできない。)
他の洗剤や薬品と混ぜて使用しないでください。
塩酸系洗浄剤(例:トイレ用洗剤のサンポールなど)と混合すると塩素ガスが発生して危険です。
以上のような特性を踏まえながら、安全に使用してください。





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