賢明なあなたはもう気づかれているだろうが、これは、まともな入札ではありません。
何が起きているのでしょう? この出品は、マスク不足を端に発した、悪質な転売ヤーたちの仕業です。さすがにこんな金額では売れるわけがありません。初値は数万円程度だったと思われます。 そして、この法外な入札金額で入札しているのは。。。通称「私刑執行人」と呼ばれる面々の仕業です。 3月6日、衝撃的な報道が日本中を駆け巡りましたね。 そう、政府によるマスクなどの高額転売規制法制化というサプライズニュースがそれです。 慌てたのが、おそらく使いきれない量のマスクが自室に山積みになっているテンバイヤーたちです。 早期に現金化しようとたくらみ、少しだけ値を下げて、ヤフオクに駆け込んだ。 それを見つけた良識ある人々のテンバイヤーへの怒りに火が付いた。 その人々の一部が私刑執行人となり、だれもが落札できない金額で次々と入札していく。 最高金額入札者は、オークション終了後、だんまりを決め込む。そして場は不成立となる。これを繰り返すことによって、テンバイヤーのマスクは売れ残る。 この場合、私刑執行人は偽計業務妨害罪などに問われる危険性もありますが、事態が事態ですので、現金化を阻止された転売ヤーたちが訴えに出る可能性は低いでしょう。また、ヤフオクは当事者の覆面性(匿名性)が高いので、個人特定もできません。 この件で私刑執行人たちに課されるヤフオクでの悪い評価は、輝ける勲章だっ!! さあ、あなたなら、どっちの味方?? |